

今年の夏は酷暑、線状降水帯、水害、竜巻と気候変動をひしひしと感じる夏でした。今回は気候変動対策の一つ二酸化炭素回収貯留(CCS)について書きたいと思います。まず、図1と図2を見てください。これは、2023年の2月に開かれた海洋水産技術協議会ワークショップ「ブルーカーボンとカーボンクレジット—課題と展望」(水産振興ウェブ版640号)からのもので、水産振興ONLINEでおなじみの水産研究・教育機構の堀正和さんが使われたものです。パリ協定を達成するためのアクションとして国連などがまとめた海洋における5つの気候変動対策について紹介しているのですが、図1で、「1. 再生可能エネルギー」や「3. ブルーカーボンの活用」と並んで「5. 海底へのCO2直接埋没」が挙げられています。



















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