一般財団法人 東京水産振興会

水産振興ONLINE

水産振興はこれまで多くの水産関係の皆様にご愛読いただいてまいりましたがより多くの皆様に親しんでいただくため「水産振興ONLINE として電子版の掲載を開始いたしました。「水産振興ONLINE 『水産振興第617号以降の号の電子版を掲載す「水産振興ウェブ版水産に関する様々な寄稿を掲載す「水産振興コラムにより水産に関する幅広い情報発信を行うサイトです。

最新刊
水産振興コラム
船上カメラマンとして見つめた水産業
神野 東子
4

世界最大のタコ

コ焼きやお寿司、タコ飯などとして、世界一タコに親しんでいるのが我々日本人だ。何の因果か知らないが、世界最大のタコが他でもない日本に生息している。正確には、アラスカやカナダを含む北太平洋から日本の東北以北の海に生息しているようだ。そのタコは、真冬に旬を迎えるミズダコである。肉質の柔らかさが特徴のため、タコ焼きやタコ飯として食べるよりも、タコしゃぶにしたり、サッと塩茹でしてお醤油と一味唐辛子、または酢味噌で和えて食べたり、オリーブオイルに調味料を加えてカルパッチョにして食べたりするのがおすすめだ。

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水産振興コラム
豊洲市場 水産物流通の心臓部
第8回 青果編
八田 大輔
(株)水産経済新聞社

総合市場の東京・豊洲市場全体を語るには水産だけでなく、青果(野菜や果物など)も欠かせない。青果最大の大田市場とは規模の差はあるが、外食店の提供する日本料理に欠かせない高級「つまもの」野菜の品揃えは豊洲が上。中食・内食向けも含めて幅広い扱いがある。第8回青果編ではその中から優れた経営手腕で知られ、各種メディアへの露出も多い青果仲卸・(株)西太の岡本光生社長(58) を取り上げる。

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水産振興コラム
定置漁業研究について
第11回 定置漁業と漁獲量管理について
長谷 成人
(一財)東京水産振興会理事

昨年の6月に、水産振興コラムにおいて、秋サケの大不漁のような気候変動等に伴う対象魚種の動向変化、大型化する台風等のリスク増大、魚種選択性が低い中で漁獲量管理に軸足を移す国の資源管理方策への対応等定置漁業の課題を挙げさせていただきました。
その後、リレー形式で定置漁業をめぐる諸課題について多くの方からの報告がこのコラムに寄せられました。

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水産振興コラム
豊洲市場 水産物流通の心臓部
第7回 関連事業者編
八田 大輔
(株)水産経済新聞社

卸売業者の扱う品目以外の食品販売や、市場利用者の便宜を図るさまざまな物品販売やサービス提供をしている関連事業者。東京・豊洲市場で活躍する彼らの業態は実に多様だ。前回の輸送業者もその一つ。飲食店・物販店からなる「魚がし横丁」の知名度が群を抜くが、今回はその関連事業者146社の中で、魚箱をはじめとした包装資材販売業者に注目する。第7回関連事業者編で取り上げるのは東京魚類容器(株)の原周作社長(42)。

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水産振興コラム
水族館の飼育係と「食」との交わり
新野 大
高知県立足摺海洋館 館長
9

土佐清水の皆さんの協力があってのSATOUMI

魚たちの干物を干す風景の美しさを教えてくれた、高知県土佐清水。大阪・海遊館の開館に向けた魚類収集基地としても、漁師さんたちの協力のもと多くのサメや回遊魚などの魚たちを集め海遊館に輸送した。
そして2018年、僕は足摺海洋館 “SATOUMI” のグランドオープンに向け土佐清水市に移住した。それまでは、まさか土佐清水に住むことになるなんて、思ってもいなかった。海遊館時代には仕事で、遊びで時折訪れていて、そのたびに自然が豊かで食も豊かないいところだなぁと思ってはいたが、そこの住民になろうとは。

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水産振興ウェブ版
627
20212

内水面3魚種(アユ、渓流魚、ワカサギ)の遊漁の振興策

中村智幸/坪井潤一/阿久津正浩/髙木優也/武田維倫/山口光太郎/星河廣樹/澤本良宏/降幡充

レジャーは人々の息抜きや生きがいとなる。健康を増進する。ひいては、社会に活力を与え、経済活動や文化創造に寄与する。釣りを代表とする遊漁もレジャーのひとつであり、その人気は高い。また、内水面の漁業協同組合の収入の中で遊漁者が納付する遊漁料の割合は高く、漁協経営にとって遊漁は重要である。しかし、日本では遊漁について積極的な普及や政策が実施されているとは言いがたい。そのような状況を打開するため、東京水産振興会は2016年度から2019年度の4年間、委託事業「内水面の環境保全と遊漁振興に関する研究」を実施し、4試験研究機関がアユ、イワナ・ヤマメ等の渓流魚、ワカサギの遊漁研究に取り組んだ。

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水産振興コラム
定置漁業研究について
第10回 長崎県五島からの報告
草野 正
(株)三井楽定置 代表取締役/長崎県定置漁業協会 会長

1975年(25歳)ごろより小型の中層式定置網漁業の経営に参加(8名)し、潜水を担当したことで定置網の構造、仕立て技術を早く習得することができました。
この経験によって、5年後にはこの漁場を承継し、網会社(日東製網)との協力により、潮流、波浪に強い網をめざして五島式底建網(細糸仕様)を考案し、これまでの中層網から底建網(自前の仕立)に転換し、省力化(4名)、周年操業体制への改良によって経営の安定を図ることができました。

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水産振興コラム
定置漁業研究について
第9回 新たな資源管理システムと定置網に及ぼす影響について
中村 真弥
水産庁資源管理部管理調整課

全国津々浦々の漁村では様々な沿岸漁業が営まれており、「地魚(じざかな)」と言われるような各地域の多様な魚介類を漁獲し、漁村の地域経済を支える重要な産業となっています。
その中で、定置漁業は沿岸漁業生産量の多くを占める中核的な漁業として、漁村地域の経済を支えてきた重要な漁業であるとともに、サケ、ブリ等の日本の食卓には欠かせない多種多様な魚の安定供給に大きく貢献してきたと承知しています。

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水産振興ウェブ版
626
202012

漁村女性のこれまで、そしてこれから
—全国漁協女性部連絡協議会60周年を記念して—

副島久実/三木奈都子/関いずみ

日本の漁村には、魚を獲ったり、魚を育てたりする生産に関わる仕事(海上作業)に関わる女性たちがいます。彼女たちはどのように関わり、どのような役割を果たしているのでしょうか。実態調査をもとに、彼女たちの仕事や役割をみてみます。自家漁業の陸上作業に従事する女性の割合は30.6%、加工場の従業員は女性が60.1%(2018年漁業センサス)となっており、女性の漁業・水産業における役割の中心は陸上活動であることがわかります。しかし、海女や夫婦操業のように、女性が海上作業に従事する地域は少なくありません。海上作業に占める女性の割合は11.5%(2018年漁業センサス)となっています。近年では、神奈川県や三重県の事例のように、自らが経営者として漁船漁業を営む女性も出てきています。

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水産振興ウェブ版
625
202010

水産業における外国人労働力の導入実態と今後の展望

佐々木貴文

日本はすでに、生産年齢人口の減少局面に入って久しい。合計特殊出生率は、2005年に記録した過去最低の1.26から持ち直しつつあったが、この間ふたたび頭をもたげつつあり、2018年は1.42と3年連続の低下に終わった。出生数が100万人を割り込むことがニュースになったのは過去の話となり、2018年に生まれた子どもの数は過去最低を更新する91万8,397人で、3年連続の100万人割れとなった。

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水産振興ウェブ版
624
20209

座談会 定置漁業研究

本日は、定置漁業研究座談会ということで、昨年振興会の理事になられた前水産庁長官の長谷さんから提案がありまして、皆さんにお集まりいただきました。当初は4月18日に予定しておりましたが、コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言がだされた関係で延期せざるを得ない状況でした。今回はなんとかタイミングよく開催することができました。皆様には感謝申し上げます。 それでは、まず当会会長の渥美から一言ごあいさつを申し上げます。

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バックナンバー
  • 最新刊
    船上カメラマンとして見つめた水産業 #4

    世界最大のタコ

    神野 東子
    水産振興コラム
    4
    20214
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  • 豊洲市場 水産物流通の心臓部

    第8回 青果編

    八田 大輔
    水産振興コラム
    20214
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  • 定置漁業研究について

    第11回 定置漁業と漁獲量管理について

    長谷 成人
    水産振興コラム
    20213
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  • 内水面3魚種(アユ、渓流魚、ワカサギ)
    の遊漁の振興策

    中村智幸/坪井潤一/阿久津正浩/髙木優也/武田維倫/
    山口光太郎/星河廣樹/澤本良宏/降幡充
    水産振興ウェブ版
    627
    20212
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  • 漁村女性のこれまで、そしてこれから
    —全国漁協女性部連絡協議会60周年を記念して—

    副島久実/三木奈都子/関いずみ
    水産振興ウェブ版
    626
    202012
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  • 水産業における外国人労働力の導入実態と今後の展望

    佐々木 貴文
    水産振興ウェブ版
    625
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